むかしばなし

明日から師走。
今年はこの日記を始めたことがB級SFゲーム分科会的には一番大きいだろうか。
思えば、学生時代にかなり一生懸命にやっていたボードゲームを社会人になってからは集まる場がなくなって遠ざかった時期が、1980年代後半から90年代初めだった。
90年代の半ばになってパソコン通信というものが面白い、特にニフティサーブのFGAMEが賑やからしいという話しを聞いて参加した。当時は場の形成途上で、どんどん参加者が増え、アクティビティがどんどん上がっていったのが懐かしい。この場を通じてCADET、JAGA、なかよし村、ボードウォーク、YSGAなどあちこちに参加して、一時は毎週、場合によっては土日連続でゲームをしていたものだ。当時、名古屋からわざわざ青春18切符できていた高校生がバネストさんだった。当時はまだ九段坂上にあったメビウスドイツゲームの頒布会をやるというので参加し、初期にはドイツ語ルールの訳もやっていた。イースター島や、みんなで決めたことあたりは、多分、日本で最初にプレイしたのではないかと思う‥(^o^)
さらに、SGCのYさん、WGGのHさんなどと出会って関西、四国にもちょくちょく出掛け、距離に依存しないネットワークによる場の広がりを痛感した。創作ゲームを一時期やっていたのもこの頃だった。
1999年に当時台頭してきたインターネットに思い切って自分のホームページを開くことにしたのが現在のB級SFゲーム分科会。2000年からホームページ内にゲーム月次報告を書くようにして、2004年の今年からこのブログの形態に移った。途中、GJ誌から原稿を書く場をいただくようになり、さらにコマンド誌からも場をいただくようになっていずれも現時点で継続している。
こうして振り返ってみるとFGAME参加で復帰してからわずか10年あまりだが、随分といろいろなことがあったものだなと思う。特にその中でもネットワークの威力と普遍化には改めて驚く。