GBOHシリーズの歴史 1

bqsfgame2012-04-23

最近、千葉会、茨城会で立て続けにGBOHシリーズを見かけた。
個人的には昔のホームグラウンドの一つで懐かしい。かなり著名なシリーズで解説不要と思っていたのだが、最近のゲーマーの方にはわからないようなので少し振り返ってみようと思う。
シリーズの出発点は、1991年にGMTから発売されたマーク・ハーマンのグレートバトルズオブアレクサンダーである。黄色の半分厚みのブックケースゲーム。当時の価格は記憶にない。
アレクサンダー大王の4つの戦いを描いた戦術級ゲームだった。
古代戦の戦術級ゲームは、意外にちゃんとしたものがなくて大御所のハーマンが本格的なデザインをしたとあって当時、ニフティのFGAMEのアームチェアジェネラルズ(ウォーゲーム会議室)でかなり話題になった。発信源は、CADETの亡くなられたKOSさんあたり。
筆者が最初にCADETにお邪魔したのが1992年だったので、その時には既に過去のゲームになっていて入手に苦労した記憶がある。
古代戦の戦術級でそれぞれの兵科が個性を発揮して戦うゲームと言うと、AHのアレクサンダー辺りがあるが、アクが強く、また一作だけのものでいろいろな戦いができなかったのでそれほど普及しなかった。