途中経過判定とルールの問題点

途中終了ながら判定した感じとしては、彗星さんが圧勝、2位は戦闘では大苦戦を続けていたYOKさんという感じだった。戦局としては、彗星さん、Oさん、わたしが良さそうに見えた三強ニ弱だったのだが、得点的には印象と違う結果となった。
理由は、彗星さんの場合には、オフワールドロケーション2箇所の制圧と、最高点イニシアチブカード僧正推薦の達成。YOKさんの場合は3期に渡るコンスルの歴任。
結論として地面の上で争うロケーション勝利得点は取ったり取られたりだし、優勢になると部隊が広く薄くなるので守りにくくなってまた失うことになる。それに対してオフワールドは一旦確保すると先行逃切りがしやすい。コンスルやイニシアチブは一度確保すれば減ることがない。
したがって苦労して地面で争うよりは宇宙やコンスル選挙やイニシアチブに走るべきゲームだと言える。ただ、そのときの問題点として、宇宙はオフワールドストレングスカードを引けるかどうかに過度に制約されるし、イニシアチブも同様、コンスル選挙とイニシアチブの両方で戦略を同時に展開するのは無理なので、一度コンスルになると歴任されてしまいやすい。それを止めるためにコンスル選挙に皆が入れ替わり打って出ると、結果として宇宙の相対的な価値がさらに上がるという結果になっていた。
また、コンスルやイニシアチブの価値が大きいとすると、セネートカードを全て捨てさせられるイルレピュテーションの効果は凶悪過ぎる。サイドエフェクトとして、イルレピュテーションを浴びたプレイヤーはトレード要素がなくなりトレードから外れてしまうので、他のプレイヤーもトレードができなくなる。今回は山の変わり目で二人が立て続けにイルレピュテーションで抜けてしまい二人脱落、3人しかトレードする人がいない状態になって、結局トレードルールは以前よりはマシではあるが十分には機能しなかった。