全体としての感想

プレイの方は、初期資金が大きいGさんが性能が良くて大きい船を買って取引の自由度を確保、旅客宇宙船系の自分は旅客船でも運べるスパイスに走るが彗星さんと取引がかぶってしまって仕入価格が上がって売値が下がって差益が縮んで苦しくなってしまった。Yさんはモノポール系の企業を引いたがなぜかモノポール以外を運んで出遅れてしまいこれも苦しく。そうこうしている内にGさんがVIPだの希少動物だのボロい取引が目の前に落ちてきてモノにしてしまって圧勝ムードとなり、協議終了となった。インストを終えてプレイを開始したのが14時頃だったと思うが、7ターンまでプレイして協議終了したのが17時前だったかと思う。
プレイした感想としては、設計と戦闘がなくなった効果が出ていて、普通に儲かるし、普通に進んでいくし、普通のゲームになったかという気がする。全部で20弱の資源の価格調整を毎ターンやるのが煩雑な気がしたが、プレイアビリティは特に悪いとは感じなくなった。
その一方で膨大なルールと緻密な相場システムの割りに、強力なイベントの巡り次第で左右されてしまう運の要素が大きい印象はまぬがれなかった。
今回はオリジナルのコーポレーションシナリオ(個性の異なる企業をランダムに割り当てて、全員が違う初期設定でスタートする)でやったのだが、プレイヤーの作戦の自由度という意味では初期資金だけ与えてもらって自由に設定させて欲しいという声もあった。経験者ばかりならそれもありかと思うが設定の手間が掛かるのと、この設定段階で作戦がバッティングするかしないかが勝負の山になってしまう気もしないではない。