リーフエンカウンターをソロプレイ

bqsfgame2006-07-14

早速ソロプレイしてみた。
和訳だけではわかりにくいところがあったので、結局、英文をかなり読むことに。
ただ、読んでいくとゲームの仕組は理解できた。どうも原文の問題ではなく和訳が端折り過ぎのよう。
ゲームの目的から順にダウンストリームしていくと
①ゲームの目的は自分のパロットフィッシュに食べさせた珊瑚の得点で争う
 そのためには点の高い珊瑚をたくさん食べさせることが重要
②パロットフィッシュは自分の珊瑚で十分に成長したものしか食べることができない
 そのために自分の珊瑚をクレームするためにエビを珊瑚に送り込み、珊瑚を最低でも5タイル以上に成長させなければならない
③珊瑚の得点は珊瑚間の力関係を決めるタイルの終了時点での状態で決まる
 そのために藻をプレイすることで都合の良い力関係を作ったり固定したりすることが重要である
④珊瑚を成長させるためには幼生コマと珊瑚タイルが必要でまとめてプレイするほど効率が良い。また、珊瑚の力関係によって他の珊瑚を侵食でき、また侵食されることが起こり得るので要注意。そのため藻マーカーをプレイして力関係を変化させたり固定したり、自分のエビを配置することで侵食から守ったりすることが重要

以上がゲームの骨子だが、関連して理解しておくべき点として、
⑤エビマーカーは各自4つしかなく、パロットフィッシュを珊瑚に食べさせるときに一緒に食べられてしまう。したがってパロットフィッシュに珊瑚を食べさせる機会は最大でも4回しかない。
⑥ゲームがどのタイミングで終了するかは重要。ゲームの終了条件はいくつかあるので良く理解しておき、自分の都合の良いタイミングで終わらせる手段を理解しておくこと、逆に終わられてしまうリスクを検知できるようにしておくこと。

ステマティックなゲームシステムという意味では以前にプレイした「キーセドラル」と通じるところがある。しかし、こちらの方がオリジナリティが感じられ、またプレイがシーケンシャルなのでプレイしやすい気がした。各フェイズを全員でやっていくため「キーセドラル」の方が全員が常に息を抜けず、その一方で一番長考する人に各フェイズを合わせざるを得ないのでプレイ感が重かった。こちらは人の手番にはできることがないので一服感がある。
二人想定のソロプレイをしたが、二人ないし三人でも競技ゲームとして機能しそうな感じがある。二人は先攻逃切りが強いかも知れないが、それでも「トムチューブ」に近い感じで十分遊べる気がした。