土着化アクションと都市と進歩

これは具体的には、野生動物を家畜化したり、野生植物を作物化したりする試みである。これを試みるためには、その動物や植物がいるところに自分のコマを移動させ、そこでエルダーを消費する必要がある。成功すると、様々な進歩が得られ、単位面積あたりの居住可能人口が増えたり、エネルギーインフラが整ったりする。特に単位面積あたりの居住可能人口はゲーム開始時には非常に厳しいので重要である。
実のところ、この解決がダイスロールなのだが、結果の成否が序盤のゲーム展開に与える影響が甚大であるため、非常に運の要素が強く感じられる。実際、単位面積あたりの居住人口が一人だけ少ない状態に追い込まれたプレイヤーは、その状況を1−2ターンの内に打開できなければ、厳しいプレイをする面子であればドロップアウトを余儀なくされるのではないかと思うほどだ。この辺りは一度失敗したら次の機会には修整を1付けてもらえるとか言う風な緩和策がないと競技ゲームとしては受け入れられないのではないかという気もする。
閑話休題、土着化が成功すると定住することができるようになり都市が得られる。これによりエルダーの上限が増え、上述したような様々な進歩が得られていく。こうした進歩の積み重ねにより時代が進むことになり、時代が進むと得られるアクションカードの種類が時代1デックから時代2デックさらに時代3デックへと進んでいく。そうするとさらに高いレベルの進歩が得られるようになっている。