上半期をまとめるタイミングを入院で失してしまった。
簡単にまとめておきたい。
ヒストリカルシミュレーションゲーム系では、
★アフターホローコースト
★ショートタイム版スタートレーダー
★レトロ版:621高地
●アフリカンギャンビット
●史上最大の侵略
●オンスロート
●オリジンズ:いかにして我々は人類になったか
と言ったところだろうか。なんと言っても長年の懸案であり、その長年の期待を跳ね返すほどのパンチ力があったアフターホローコーストに尽きるだろうか。これに加えてスタートレーダーと、南極未来戦争があって、SPIを満喫できたのは素晴らしかった。
伏兵の復刻勢力では、オンスロートが意外なほど面白かった。同じデザイナーのレッドオクトーバーを追えは二兎を追うものは失敗したかと言う感じも‥(^_^;
同じく復刻ではアフリカンギャンビットはなかなか面白い切口だった。
ガンダム一年戦記は期待が空振りに終わったのだが、その関係で発掘した史上最大の侵略は面白さを認識できて掘出物だった。
オリジンズは、わたしの個人的な期待とは路線が少々違ったのだがエクランドが世に認識されつつあり、もしかすると彼にとってはターニングポイント的な作品になるのかも知れない。
ユーロゲーム系では、
★アグリコラ
★プレイヤーターン方式ローズ&ボーツ
★ヴァニッシュドプラネット+拡張キット
●ポートベローマーケット
●メキシカ
●レースフォーギャラクシー
●1960大統領を作る方法
●メトロでGO
●ゲシェンク
●ヤギ戦争
上位3つはいずれも素晴らしかった。アグリコラはBGGでとうとうトップ3に入ってきたが、なるほどと思わせるものがある。少々複雑で長時間なので万人向けではないのに圧倒的な評価だ。
プレイヤーターン方式に変更してしまったローズアンドボーツで最後までプレイができたのも大きな収穫。今年後半にもう一度くらいやりたいものだ。
ヴァニッシュドプラネットは掘出物だった。またゲーム会に持参して稼動させたい。
ポートベローマーケットは切れ味鋭い佳作。メキシカも軽めにまとまった佳作だと思う。レースフォーギャラクシーは、アグリコラがなければ今期の最大の話題作のはずだったが‥。1960は非常に良くできたカードドリブンで、ユーロゲーマーにも遊んでもらえるカードドリブンとしてトワイライトストラグルよりお勧めなのではないか?
逆に期待したほどではなかったものとしては、チケットトゥライド、大聖堂あたりは、錚々たる受賞歴や世評に過剰に期待してしまったのかも知れないが、もう一つ琴線には触れなかった。