二回目が面白そう

初めて対戦プレイしてみたが、なるほど「複雑系ワレス」と言われるのが良くわかった。ルール自体はそれほど複雑とは思わないのだが、実際にプレイしたときの様々な相互作用が絡み合っていて複雑な展開を見せる。
勝利得点を稼ぐ方法としては、
1:高い価値の都市タイルを入手する
2:戦争で勝利を蓄積する
3:銀行+商人の組合せで稼ぐ
4:VPを直接もたらすタイルを集める
などがある。
しかし、都市タイルの価値と戦争の結果は関連しており、都市タイルの価格も同様に戦争の結果で変動していく。価値の高い都市のタイルが誰も買えないように振り切りあがりさせてしまう作戦が今回は進み、その結果として全体の得点はそれほど伸びなかった。これが同時に商人のある都市の価格をも上げてしまったため、銀行+商人の組合せも機能しにくくなってしまった。結果として、戦争勝利の蓄積とVPタイルの価値が高まり、それを睨んで戦争拒否権や追加戦争の綾が浮上して煮詰まった展開になった。
プレイして感じたのは、こうした様々な機能の相互作用が初見では分かりにくいので、経験者が揃ったプレイの方が第一ピリオドから全局を見据えたプレイができて面白くなるのではないだろうか‥ということ。
近い内にまた遊んでみたいものだ。