B級SFゲーム分科会の時代 その6

bqsfgame2009-10-04

コマンドマガジン日本語版の編集部から原稿の依頼がやってきたのは2001年の終わり頃だったかと思うが、当時のメールが残っていないので多少不正確かも知れない。
ライバル誌(?)にもSFゲームの連載をしているということもあって、SFゲームの連載でというご依頼だったが、それで良いのだろうかと言う会話をした記憶がある。結局、コマンド誌については、SFゲームをサブジャンル別にまとめて、さらにSF小説などの関連分野も取り込んで語るような記事にしようということで差別化することになった。「カラーページ見開きを空けて待っていますから」というたいへんありがたいお話しをいただき、第1回は非常に気合の入った時間テーマSFの総覧記事を書いた。掲載されたのは第43号、「スパルタクスの反乱」の号となった。2002年のことである。
コマンドマガジンの記事は上記の性格上、サイトのコンテンツを利用することはあっても、結局記事としてはオリジナルで全文を書き直さなければならない。しかも、ゲームジャーナルは年4回だったが、コマンドは年6回である。誌面も大きかったので1回の分量も多めだ。そんなこともあって始めるときは一年だけ一先ず頑張ってみましょう‥と言って当時の担当さんとスタートした。それから丸7年が経過し、連載は足掛け8年目を迎えている。担当の編集さんも代が変わっていき、今は「いちねんせいさん」のニックネームで知られる淺田さんにやっていただいている。