燃えよ姉川をソロプレイする

3ターン目くらいまでソロプレイしてみた。
感想としては、柿崎デザインに対して過剰に期待していたこともあってか、それほど楽しめなかった。
感心しなかった点を先に挙げてしまおう。
1:ルールが多少煩雑である
2:特に戦闘関係のルール、具体的には戦闘解決、指揮判定、戦力修整、退却、反撃、戦闘済みマーカー処理、突破マーカー処理など、戦闘を解決していく時に暗記していて適切に適用しなければならないルールが、かなり多いように感じられた
3:前線のユニットの密度が高く、そこに戦闘済みマーカー処理や突破マーカー処理を実施するので、ユニット操作性に難がある
上記の1〜3までのすべての問題点は、グランドタクティカルコンバット系のウォーゲームに共通の難点であろう。簡単な例を引けば、シンプル版ではない普通のGBOHをやっている時に感じるフラストレーションと同類のものである。
結局のところ、戦術的な色彩を諸々織り込もうとすると、程度の差はあれ結局はこういうことになるということだろうか。スコードリーダーシリーズなども時代は違えど、やはり戦術級ゲームで戦術的なフレーバーを不足なく取り込もうとすると、どうしてもプレイしにくくなるという点で同じ道を歩んだのかも知れない。
2、3回プレイすると経験が解決する部分もあるかと思うので、兎も角も一度対戦してみようかとは思っている。あまり過剰な期待をせずにプレイする分には遊べるゲームという水準であって欲しいものだと思っている。