RAFプレイヤーは、シナリオブックに記載された航空機ユニットを所定の空港に配置することができる。各ユニットには、初期状態チェック用の表が付随しているので、それを使ってユニットごとに状態を判定する。判定した結果に従って、空港ボードの該当欄にユニットを配置する。
その後で早期警戒を実施することができる。初期配置時のルフトヴァフェの発見状態で明らかになった戦力規模を『シナリオブック』の早期警戒欄でチェックして、早期警戒で出撃できるユニット数を決定する。前述の初期配置で準備完了状態(ready)の航空機の中から指定された数までのユニットを既に空中に出撃した状態で配置することができる。この出撃の結果、上空配置した2個スコードロンにつき1個スコードロンを使用可能状態(available)から準備完了状態にシフトすることができる。戦闘機に滞空時間があるのはRAFも同様なので、帰還時間を記録しておく。また、スコードロン単位でなくウィングを編成するには、ウィングを編成する手順があるので、さらにそちらを参照すること。ちなみに、シナリオ1の時期ではウィング編成がまだ実施できない。
あとRAFの出撃に関しては、20.1.1のスクランブル制限が重要なので気をつけること。初期状態では毎ターン1ユニットしか離陸できないので、シナリオ初期には大きな制約になる。
ここらへんの所が少々煩雑で、何処に必要な情報が載っているか迷うところになるように感じた。
なにはともあれ、これでセットアップは終了するので、第1ターンを開始することになる。