裏切者がいるタイプの多人数協力ゲームの新顔。
３人想定でソロプレイしてみたのだが、率直に言って３人だと必敗だと言う気がした。必ずエイリアンが一人いる訳で、そのエイリアンがもう１人を感染させると、１対２になってしまうので、人類側に勝算はほとんどない。
「正体はエイリアン」カードがデックの上部に仕込まれていて、それを引いた人は人間に紛れ込んでいるエイリアンになる。
プレイヤーのコマ同士が同じ部屋に入ると、強制的にカード交換をしなければならない。その時に、感染カードを渡されると、その人もエイリアンの寄生体になってしまう。この感染方法が容易で、防ぐ手立てがないのが余りにも厳しいように思う。確かに、理由もなく同じ部屋に入ってくるプレイヤーは怪しいのだが、そもそもマップがデックからカードを引いて作っていくタイプで、最初は行ける場所が限られているので必然的に同じ場所に入らざるを得ない。また、怪しい行動を取られたとして、その瞬間に交換して感染が成立してしまうので、犠牲者が増えてからしか対策が取れない。したがって３人では必敗と言うことになってしまう。
最低でも４人かなと思ってゲームの箱を見たら、なるほどプレイ最低人数は４人になっていました‥(^_^；ｱﾗﾗ
あと、今、何人が敵味方なのかをプレイ中に判断する方法としてコンピュータールームがあるのだが、これがデックの後半に仕込んであり利用できるタイミングが遅いのも気になった。
これはなるほど拡張キットのサバイバルキットがバランス緩和の方向で用意されたのも肯けるもの。次回はサバイバルキットから一部のカードを入れてプレイしてみようかと思いました。
