奉天決戦1905をソロプレイする

bqsfgame2012-01-23

諸事情もあってソロプレイしてみた。
典型的なストームオーバーなのだが、奉天決戦のクライマックスの3月2日からの4日間を扱っている。その都合で両軍が既に接触対峙しているところから始まるので、どうしてもクリンチし合うような展開になりやすいように思う。
個人的な好みもあるが、シチュエーションが流動的で機動的な作戦が盤上で実現される「ストームオーバー崑崙関」や、同じような接触戦でも盤が大きく作戦のグランドデザインの重要性が発言しやすい「ストームオーバー台児荘」の方が面白いと思う。
もちろん泥試合に巻き込まれやすい戦場であると言うことを踏まえた上で、作戦のグランドデザインを心掛けてプレイする必要はありそうに思うので、何度かプレイするとちゃんと味があるのかも知れない。ただ、初見では泥泥になりやすいセットアップのゲームではあると思う。
筆者としては最初のストームオーバーであるアルンヘムをプレイした時に好きになれなかった側面を久しぶりに思い出さされるタイプのゲームだった。これをもう一度やるくらいなら台児荘か崑崙関をやるかなぁ。
ただ、プレイ時間が短いと言うのは良い点。また、ロシア軍のモラルルールが勝利条件と絡んで戦略的な軸線になっているのも良いと思う。