ミサイル支配をソロプレイする

やってみました。
うーん、これは残念な感じがしました。
基本的にはゲームシステム側が展開して砲撃してくるハマスのロケット砲に対して、プレイヤーとしては空襲でロケットランチャーを撃破し、また自軍の拠点をアイアンドームで防御すると言うゲームです。
ただ、ソロプレイゲームが往々にして陥りがちなのですが、単なる作業になってしまいがちです。で、大量にダイスを振って運試しをすると言う結論に。
このゲームをプレイすると、射ち込まれたロケットを迎撃するよりロケットランチャーを叩く方が効果が高く、根本的な問題解決になることが良く判ります。これでは、カッサーム相手にF−15を送り込むのもむべなるかなと言う印象です。
冷戦時代の分析に、「防御兵器は100%の効果がないと真に役には立たないが、攻撃兵器は1%でも効果があれば役に立つ」と言うのがありましたが、その通りだと体感させられるゲームです。と言うか、ゲームの体をなしていなくて、どっちかと言うと体験教材と言った方が妥当な気がします。
これはこれで知見を与えてくれるわけですが、ゲームとして繰り返してプレイしようとは思いませんでした。げに、ソリテアゲームのデザインと言うのは難しい物です。RAFUボートリーダーが得難い傑作だと言うことが判ります。