イギリス軍を持ちました。サモス島、レロス島、コス島の３島に上陸しました。空挺降下は、後にアコレード作戦で使うことも考えて温存しました。３島の中では、唯一、一番北のサモス島のイタリア軍が抵抗し陸戦になりました。他の２島は制圧に成功。
レロス島のイタリア機雷敷設艦が入手できたのでレロス島沿岸に機雷敷設を開始しました。しかし、これは後にドイツのシュトゥーカ攻撃で撃沈されます。
コス島の３空港を制圧したので、エジプトからスピットファイアとハリケーンを配置転換したのですが、これは失敗でした。シュトゥーカの空襲で滑走路が使用不能になり、結果として戦闘機の運用ができなくなりました。エジプトからの増槽飛行ハンディを解消しようと思ったのですが、むしろマイナスになってしまいました。
アコレード作戦はダイス次第ですが、無事に発動されました。ロードス島の南岸の数カ所に一斉に上陸。しかし、ドイツの増援も前述のフリップフロップの加減で海上迎撃機会のないままに到着し、結果としてロードス島は両軍の部隊で急に人口密度が増加し、ミニ陸戦作戦級ゲームになりました。こうなると、ゲームは長丁場になることが必至となり、プレイ時間も６時間を越えたことから、中止することとしました。
プレイした感想としては、アコレード作戦は必ず発動で固定した方が競技ゲームとしては適切だと思います。一方、そうするとロードス島での本格的な陸戦ゲームが展開されるので、ロードス島の拡大マップが欲しい気がします。
そういう意味では主要３島だけヘクスマップにして、それ以外の水域、空路はポイントトゥポイント方式で抽象的に扱った方が現実的なのではないかと言う気もしました。結果として、水上ユニットの細かい速度の違いとかは表現できませんが、現状でも既に飛行機は盤上を距離無制限で飛び回っているので、プレイアビリティ優先で抽象化してしまって良いのではないかと言う気がします。
そういう「割切ったデザイン」にして、「今の半分の手間、半分のプレイ時間」で遊べるようにしたら、ずっと印象が良くなるのではないかと思います。
今のままでは、「かなり頑張りましょう」と言う評価でしょうか。
