ＷＯＷＯＷのロボット映画特集の一つ。
ブロムカンプ監督作品です。彼の作品を見るのは、「エリジウム」に続いて２作目。出世作である「第９地区」を見ていないのが残念です。
「エリジウム」は、出来の良い「未来惑星ザルドス」と言った感じで、特筆するほどの作品と思いませんでした。
しかし、本作は非常に面白く見られました。
犯罪都市ヨハネスブルグが、ロボット警官を採用したという設定。そこで、ロボット製造会社の中での設計者同士の確執、人工知能の実験などが絡んで、チャッピーが誕生します。
このチャッピーは、新しく生まれた人工知能で、人間の赤ん坊のように無垢で無知識。彼を利用しようとする犯罪者、廃棄用ボディを利用したことからくる短寿命、そうした問題がいろいろなドラマを生み出します。
これは味わい深い映画だと思いました。また、近い内に再見したいと思って、ビデオデッキのＨＤに残してあります。
