先日の茨城会で懸案として残した戦闘機と基地が登場するシナリオ4です。
重要な機密を持ち帰ろうとする地球帝国の巡洋艦パットンが、基地へと帰還しようとする追撃戦です。
ソロプレイではどうかと思いましたが、非常に盛り上がりました。
パットンは開始時から瀕死状態。それを追ってタロンの駆逐艦。また、基地帰還を待ち伏せている戦闘機隊。
地球帝国は、基地と基地機群に加えて偵察艦です。
重要な戦闘に両軍とも増援を投入してきます。
まず追撃してきたタロン駆逐艦がミサイル2発を発射。手負いのパットンは回避しきれずに右舷に食ってしまい、右舷シールドを失い艦体ダメージも追加されます。戦闘機から遠い側の盤端を全速で突破しようとするパットン。その前面にタロンの第二の駆逐艦が増援として登場します。これは、あっさりやられてお終いかと思った瞬間、奇跡的に故障していたパットンの火器系統が息を吹き返します。全力斉射で前面の駆逐艦を撃破したパットンは、基地へ向けて進みます。
タロンの戦闘機も全速で追いますが、両者全速だと、なかなか距離が詰まりません。タロンの第一の駆逐艦は黙々と次のミサイルを準備して、パットンの背後を付いていきます。
両軍の戦闘機が交錯しますが、地球帝国は一番危険なタロン駆逐艦を、タロンは目標のパットンを一点狙いなので、戦闘機同士では撃ち合いません。タロンの第二の増援軽巡洋艦が、再びパットンの前面に。パットンは前面シールドも失いますが、それでも飛行を続けます。そうこうしている内に、ミサイル装填を終えたタロン駆逐艦が背後からパットン右舷を狙って第二のミサイル斉射。
パットンは基地ドッキング目前まで来ましたが、その直前にミサイルに追いつかれそうです。しかし、ここで地球帝国の戦闘機群がミサイルを射界に捉えて撃墜します。これで逃げ切ったかに見えました。
しかし、最後の最後に一度パットンと擦れ違ったタロン軽巡洋艦がアフターバーナーを連発して急旋回して、ディスラプターの射程にパットンを捉えます。後方シールドを既に失っていたパットンは、艦体に直撃を受けドッキング目前の最後のヘクスで轟沈したのでした。