2と言っても、前回が2009年2月のことなので、なんのことか判らない方も多いと思います。
中南米諸国のスペインからの独立を描いた戦略級ゲームで、1ターン1年、ユニットは主として連隊規模のゲーム。
簡単なシステム紹介は以前の記事を参照ください。
http://d.hatena.ne.jp/bqsfgame/20090210
久しぶりにプレイして戸惑った所を書いておけば、未来の自分のためになるでしょうか。
●Alt-Peru に配置というユニットがあるが、この具体的な範囲の定義を見つけられなかった。常識的には、リマ、クスコ、アレキパあたりと思われる。
●戦闘や消耗で除去されたユニットは、補充ボックスへ行くと思われる。実は、具体的な記述を見つけられなかったのですが、補充手順にユニットを再建できると書いてあるので、それが妥当と判断しました。
割とアンクリアーなのは、愛国者側の地域管理。
実は地域ごとに個別にRPを管理し、ユニットも地域ごとに分類されています。
判りにくいのは、一部の地域は重複している部分があります。取得時にどちらのRPにするか決めるのでしょうか?
さらに、ユニットによっては、複数の地域のRPを利用できます。なので、上述の問題はそんなに真剣に考えなくても良いのかも知れません。
ここらへんの使い勝手は、ゲームを繰り返しやらないと身につかない感じ。
あと、ゲームがメキシコ革命直後から起こることから、初期状態で王党派(スペイン)側はメキシコ地域では行動ユニット数に厳しい制限が掛かっています。これは適用しないと影響が大きいので、忘れないこと。
それから、現在のウルグアイに当るバンダ・オリエンタルは、愛国者側のプラタ軍の最初のターゲット候補。此処へ愛国者が侵入した瞬間に、ポルトガルのサンパウロ部隊が活性化するルールも見落としやすい。
そんなこんなで、当時の各地の事情を反映した細かいルールがあるのだが、そこらへん史実に疎い日本のゲーマーにとっては覚えにくいし運用忘れしやすい。まぁ、テーマ的に仕方がないでしょうか。
ロメロの書いた歴史記事を読めば、もう少しプレイしやすくなるのでしょうかね。
ネットで検索したら、こちらが判りやすかったです。
http://www.y-history.net/appendix/wh1201-030.html
イダルゴの蜂起直後からゲームは始まります。
こうして見ると、愛国者側はアメリカ独立戦争を手本としており、タイミング的にはナポレオンの半島戦役でスペインの国力が弱ったことが契機となっているのですね。
そう言われると、縁遠く感じていた本テーマも、お馴染み(?)のアメリカ独立戦争やナポレオン戦争と連動したものとして身近に感じられます‥(^o^)
画像はメキシコ紙幣のヒダルゴです。