ハッチを起点としたダーマ基地群の謎が新展開する第42話目です。
回想:ロックがヘレンをピクニックに連れて行く準備中、新聞の死亡記事で父、アンソニー・クーパーの死を知る。
偽ヘンリーは、ジャックとロックの間を揺さぶり続ける。
気球捜索隊は墓と気球をついに見つけた。
ハッチでは音声不明瞭なスピーカーからノイズが聞こえ出した。ロックが調整するとカウントダウンが聞こえてきて、突然、非常ドアが下りてハッチ内部は封鎖されてしまった。
回想:父の葬儀に出たロックとヘレン。墓地に怪しいベンツが居た。数日後にロックは仕事中に同じベンツを見掛ける。乗っていたのは死んだはずの父だった。年金詐欺で70万ドルを奪って命を狙われて死んだことにしたと言う。銀行に現金はあるが取りに行けないのでロックに取ってきてほしいと言う。もちろん礼はすると言う。
非常ドアを開けるために偽ヘンリーを出して手伝わせ、わずかに隙間を開けた。それをすり抜けようとした所で、足を挟まれてしまって動けないロック。だが、カウントダウンが進み数字を入力しなければならない。
ジャックは、ソウヤーとポーカーの勝負中。ジャックが勝ち進んで賭ける果物が亡くなった所で、ジャックはソウヤーが保管している薬品全部を賭けろと言う。
ロックは偽ヘンリーに通気口を通って端末の所に行き、数字を入力してくれと頼む。偽ヘンリーは通気口へと登っていく。
回想:銀行には情報通りに金があり引き出せた。しかし、家に帰ると怪しい二人組が待っていた。父は生きているだろうと言われるがロックは否定する。
偽ヘンリーは通気口で苦戦し、中の部屋へ降りた時には既に警報が鳴り始めていた。
回想:父に約束通りに金を渡す。今日、ヘレンにプロポーズすると話す。父は扉を開けて出ようとしたが、そこにヘレンが立っていて父だと確認すると平手で殴りつける。そして、中に入ってきてロックも殴りつけて立ち去って行った。
突然、アラームが止まり、ライトがブルーに切り替わった。その瞬間、ブルーライトの下で今までは見えなかった非常扉の絵が見えた。その後で封鎖が解除になるアナウンスがスピーカーから流れ、カウントは108分に戻っていた。
ソウヤーを倒したジャックはケイトとハッチへ。途中で森の中に点滅する光を見つけて確認して見た。それはダーマのマークが付いた投下物資だった。
ハッチでロックを介抱する偽ヘンリー。そこへ気球捜索隊とジャックたちがやってくる。偽ヘンリーが自由になっているので怒るジャック。ロックが事情を説明した。
偽ヘンリーが「気球はあったろう?」と聞くと、サイードは「墓も気球もあった。だが、納得できないので墓を掘り起こした。死体もあったが男だった」と言い、男が持っていた運転免許証を見せた。それはヘンリーゲイルと言う名の黒人だった。