第６０話目です。いよいよ新展開を迎えます。
ジンが、ジャングルで卓球台を見つけてきます。しかし、ボールがありません。
ケイト、ルソー、ロック、サイードは、北へ向かって移動中。サイードは、突然、進路に牧場を見つけました。そこには、眼帯の男がいました。
ソーヤーは、卓球に使えるゴルフの練習球を出して見せ、これを賭けて対決しようと面々に言い出します。ソーヤーが勝ったら、彼の不在中に持って行かれた物を全て返せと言うのです。
回想：パリで偽名でシェフをしているサイード。そこにイラク人の客がやってきて話しがあると言います。彼のレストランのシェフに引き抜きたいと言うのです。
サイードが一人で牧場に近付くと、相手は発砲してきました。しかし、一人しか撃ってこないので制圧してしまうことができました。男は、ミハエル・バクーニン、最後のダーマの生き残りだと名乗ります。島に来て１１年。このフレイム基地で外界と通信してきたのだと。そして、彼らの敵とは、協定を結んでおり、また彼らはダーマより古くから島にいると言います。
回想：サイードは紹介された店に行きましたが、男の妻が出てきて殴り倒されて拉致されてしまいます。
ミハエルに銃創を手当てしてもらったサイード。ケイトに、どうも話しがおかしい。ミハエルもまた彼らの一人に違いないと耳打ちします。他にも仲間がいる可能性があるとも。
それを察知したのか、ミハエルは突如として暴れだします。しかし、なんとか二人がかりで縛り上げることに成功します。
そして、部屋に地下室があることに気付き、二人は地下へもぐります。地下の随所にＣ４爆弾が設置されているのにサイードは気付きました。ロックはミハエルを見張っていましたが、彼が完全に失神しているようなので、部屋のパソコンのチェスソフトと戦い始めます。苦労して勝利すると、突然画面が切り替わりダーマのインストラクションが始まります。通信を試みるキーを入力するとアンテナが機能していないと。水中ソナーも動きません。続いて、基地に敵が侵入したなら７７を押せと言われて押してしまいます。その時、後ろからミハエルにナイフを突きつけられてしまいました。
ケイトは地下に潜んでいたベアトリスに襲われますが、なんとか取り押さえました。上に上がると、ロックはミハエルに取り押さえられています。サイードは、捕虜交換を提案します。しかし、ベアトリスが判らない言葉で話し始め、それに応じてミハエルはベアトリスを射殺してしまいます。
回想：男の妻アミラは、かつて共和国防衛隊のサイードに拷問されたと主張します。しかし、サイードは認めません。男はサイードを拷問しようとしましたが、アミラが止めました。
翌日、サイードと二人きりで話したアミラは、やったことを認めて謝罪してくれれば許しましょうと言う。サイードは謝罪し、アミラはそれを受け入れました。そして、夫には人違いだったと話すのです。
ミハエルを連れて基地を離れようとする一向。すると、背後で基地が爆発しました。サイードは、ロックにいったい何をしたと詰問します。ロックは、コード７７を入力したことを説明し、地下にＣ４爆弾があったことを知らなかったのだと言い訳します。
