暑苦しいガダルカナルを脱出して、サムター要塞へ向かいます。
おお、なんと涼やかなことか???
2戦しました。
初戦は北軍を持って1VP差で惜敗。決勝点は、先にファイナルクライシスに入ったことによる−1VPでした。
いや、1VPを争うゲーム展開になると、ファイナルクライシス突入ペナルティの1点が決勝点になっちゃうのですね。学習しました。
第2戦は、南軍を持って4VP差くらいで勝利。くらいと言うのは、ファイナルクライシス突入時点で北軍が投了したためです。
このくらいはっきりと傾いてしまうこともあります。カードゲームですから、カードの引きに展開が依存するのは止むを得ないでしょうか。
「13days」とどちらを取るかは好みの問題ですが、日本では南北戦争の方が馴染みが薄い分だけ売れないでしょうかね。
余談ですが、南部の港を守る要塞のほとんどは南軍側に恭順しました。その中にあって、サムター要塞だけは大統領と議会に忠誠を誓って抵抗しました。この時の要塞司令官が、ロバート・アンダーソン少佐です。ロバートもアンダーソンも良くある名前で非常に検索しにくい。
そこへ恭順を求めて押掛けてきたのが、ボーリガード将軍です。
実は、ボーリガードはウェストポイントではアンダーソン少佐の生徒だった言いますから、南北戦争初期の将軍たちの世界は狭いものです。
2人ともイベントカードとして登場します。
フォートサムターは、南北戦争の最初の砲声が響いた場所として有名ですが、実の所、それほど本格的な戦闘ではなかったと言われます。後から政治的に利用されて、意義以上の知名度を得た戦いの一つなのでしょう。
史跡的な興味はありますが、場所がチャールストンなので、ちょっと旅行のついでに足を延ばしにくいですね。
筆者は一度、アトランタ出張の時にキング夫人の葬儀で空港閉鎖になってサウスカロライナに給油着陸したことがあります。そんなことでもないと、サウスカロライナには行く機会ないですかねぇ。