千葉会:USシヴィルウォーを対戦プレイする

いろいろと忙しくて、事前準備はルールを読んだだけでした。申し訳ありません。
とまれ、一応、シナリオ1を途中までプレイしました。
あまりコメントされていませんが、基本的にVGのエリック・スミスの「大戦略南北戦争」のリメイクと言って良いと思います。ただし、いろいろと細部が違っています。
アクションサイクルの基本は、両者が1ダイスを振り、大きい方が先攻。使えるアクションポイントは両者のダイスの差分です。ただし、同点の時には本ゲーム特有のカードを両者とも1枚追加ドローします。また、1差の時には、1アクションポイントではなく、各シアターで1ポイントずつ、つまり全部で3ポイント使用できます。もう一つ特殊ルールとして、差が4以上の場合は北軍世論が盛り上がってオントゥリッチモンド義務が発生します。ヴァージニア、デラウェア、メリーランドのいずれかの南部の戦力または拠点を攻撃しなくてはなりません。
プレイした感想としては、北軍海上侵攻のハードルが低く、また南部の海岸封鎖で得られるVPが大きいので頻繁に海上侵攻するゲームになります。アナコンダプランをどう表現するかは南北戦争キャンペーンの一つの課題ですが、本作の基本ルールでは海上侵攻して海岸要塞を確保することで、南軍の輸出入から得られる補充ポイントを減少させるという表現になっています。
これはこれでありかなと思いますが、同時に北軍の上陸部隊が各地で活発に活動できてしまうので、従来の南北戦争キャンペーンとは異質な印象を与えている気がします。もっとも南部の沿岸防御が整うまでの最初の数ターンだけのことなのかも知れず、そこは寸の長いキャンペーンをやってみないとなんとも言えません。