年末に対戦したUSシヴィルウォーの第2戦が決まりました。
で、ルールを読み直して、ソロプレイしてみました。
海上侵攻関係のルールの理解が甘かったです。間違えてはいませんでしたが。
オリジナルの「大戦略・南北戦争」と比較して考えたりもしました。メインエンジンが機能不全だったオリジナルに比べて、本作はきちんと機能していて良くなりました。以前にも書いた通り、北軍の海上侵攻のハードルが低いのは独特で、それによる海岸要塞奪取でアナコンダプランを表現しているのは賛否が分かれる所ではないかと思います。
陸戦ルールは決定力が低いのが特徴です。築壕が容易なのですが、ユニットがいなくなると消えてしまうので、まぁそんなものかという感じです。指揮官の能力よりも戦力数が重要な印象があり、これが南軍の初期東部侵攻を難しくしています。この点は、GJの井村版「南北戦争」に近いでしょうか。結果として西部戦線の重要度が高く、ミシシッピ川を巡る攻防がホットになっています。これは最近の南北戦争キャンペーンの一つのトレンドでしょうか。
将軍人事に関してはプレイヤーの自由度はほとんどありません。プレイヤーの視点が軍総監であって大統領ではないゲームだということなのでしょう。結果として、誰がいつ昇進したり解任されたりするかは、ターントラックに記載されている通りに自動的に実行されます。それを睨んで、その人が指揮するべき軍を用意して置いたり、お役御免になる軍を戦略移動したりというSPマネージメントが要求されます。ここらへんは、ちょっとゲーム的に過ぎる所でしょうか。