千葉会:ロンドン2版を対戦プレイする

抱腹絶倒の南軍鉄道を終わった後に、こちらもフルハウスの4人でプレイしました。
初版は持っていて予習プレイしましたが、意外と差異が多いと感じました。
まずマップが無くなり、土地はカード化されました。土地がカードになったので、土地に発動能力が付きました。土地はいくつでも買えますが、建物カードと同じで上に載せてしまうので、一番上の能力しか使えません。
また、セットアップ時に貧民をもらわなくなりました。結果として序盤の貧民削減効果(水道局)が弱くなりました。
ゲーム自体は、インストしたYamadaさんが一人だけ貧民ゼロを達成して圧倒的勝利を収めました。
今回の千葉会では、4プレイしましたが、全てインストした人が圧勝する展開となり、近年のゲーム事情を改めて感じました。
特にユーロゲームで顕著ですが、リプレイアビリティを確保するために勝ち筋が見えにくくい複雑なシステムを用意します。結果として、ゲーム初心者にはもちろん、そのゲームをプレイしたことがないゲーマーにも敷居が上がっているように思います。そのため、ヒットゲームが出ても、乗り遅れてしまうと非常にプレイに参加しにくいという印象を受けます。特定のゲーム、特定のインストラクターの問題ではなく、一般的な傾向かと思います。
ゲーマーの多様化を反映しているので悪いとばかり言えませんが、それぞれの層が薄くなりすぎて場が立てにくくならないよう祈りましょう。そうやって衰退したのが●●●の世界ですから。