花実のない森を見る

テレビ東京松本清張もの2時間ドラマ。

再放送です。

たまたま付けたら東山と中山美穂の組合せでやっていたので見ました。

脚本は篠崎絵里子で、「まれ」の後、彼女がやや冷や飯を食っていた時期です。

旬を過ぎた主演女優で低予算な感じは否めませんが、まずまずでした。主人公がたまたま出会った中年カップルの男性が殺され、女性の方が姿を消し疑われます。そこに第2の殺人が。

2つの殺人の動機を探っていくと、容疑者の女の過去、事業家として成功している(女と深い関係を持つ)男が浮上してきます。

松本清張らしい重い動機が浮かび上がってきます。

東山の愛人として登場する相武紗希が、最近の彼女のポジションである情の深い捨てられた愛人役をやっていて、すっかりこのポジションに定着してしまったなと少し残念に思いました。

篠崎絵里子は、こういう重い話しをやらせた方が力を発揮しますね。現在、「グッドワイフ」で活躍中です。