スターウォーズ:スカイウォーカーの夜明けを見る

遅まきながら観に行きました。ブランチの映画ランキングでは早くも2位に陥落したというので、空いているかと思いましたが、混雑していてビックリしました。

内容的には、ちゃんと全部の決着編として機能していて安堵しました。元ネタのスピンオフ小説では、レイとレンは兄弟でしたが、違う設定になっていて驚きました。

ラスボスとして、あの人が登場してきて驚きました。結局、彼こそが全9作品フル出場の主役でしたね。前の三部作が終わった時の多くの感想として、「ダースベイダーの一代記だった」というのがありましたが、今回を見ると「あの人の出世と破滅を描く一代記だった」のかと思いました。

レンの末路は残念ですが、キリスト教徒的には父親殺しの罪を負ったままハッピーエンドの輪の中には置いておけなかったのでしょうか。最後にレンが名前を聞かれて名乗るシーンについては、個人的には微妙な気がしました。

あと反乱軍の秘密基地に「ロスト」のチャーリーが居て驚きました。

ポー・ダメロンは、昔の彼女と撚りを戻して良かったのではないかなと思いましたが、戻さない方が彼女はカッコイイかも知れません。

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C3POとR2D2の関係は素晴らしかったです。

スノークの正体が明かされるかと思っていましたが、あの人が作った虚像だということになっていて、最初の三部作の誰かだったりはしませんでした。それはそれで良いのでしょう。

ハンが生き返ることはなく、代わりにランドが活躍しました。

帝国側では初めて女性のスターデストロイヤー艦長が登場して、男女雇用機会均等法世代が此処でも艦長クラスになるようになったかと感慨深く感じました。え、アメリカの映画だから日本の法律は関係ないって、こりゃ失礼。

エイブラムスなので、未回収伏線を残して次回作の余地を作るかと思いましたが、ほぼそんなことはありませんでした。不満があるとすれば、ルークとヨーダが出てこなかったことくらいでしょうか。