と言うことで、間髪を入れずに二杯目です。
相変わらず良く書けていますが、一冊目の感激はないので、まぁ合格点と言う感じです。
クライマックスは、すっかり悪役としてポジションを固めたダミアンによる魔女探しになります。しかし、「トリアエズナマの秘密」に比べると、だいぶん見劣りします。そこが、本書を一冊目程には褒められない最大の要因となっている気がします。
今回は吟遊詩人志望の若者、森に棲む薬師あたりが新キャラの軸です。
これに護符の効果が出て、それぞれ思わぬ人と遭遇することになります。
結果として、下町の居酒屋にすぎないのぶには、大市の日に唖然とするような重要人物が集結することになって終わります。
続けて読むのは少しもったいないように思い始めたので、次は間を置きます。