一連の加西、鶴田との対決のシリーズも、ついに一つの決着を迎えました。
シーズン19で4エピソード、今回も3エピソードの合計7回分。映画三部作くらいのボリュームでした。
仮想空間にある加西秀明の館での対決です。
進入したのは3人、右京、冠城、青木です。さらに、そこに柾が登場して、鶴田と三門と対決します。
特命組の3人はすぐに正体が判っても、柾を演じる4人目が判らずに苛立つ鶴田。柾は、「わたしは、わたしよ」と繰り返すばかりです。
会話が進行していくにつれ、柾の自殺が予想通りフェイクであったことが明らかになります。それだけでなく、死んだ後、遺体として搬出され親族の確認を済ませた上で、別人として生き帰りフランスへ高飛びしたことが語られます。
そして、本人が言っていた通り、館に来ていた柾はパリに居る柾本人だったのです。
内閣官房官の後任は、まさかの社課長。
また、死んだはずの小野田官房長官とすれ違うエンディングになっていて、内閣調査室とのしがらみは続くようです。