相棒:最終回スペシャル:暗殺者への招待を見る

リアルタイムは18日です。

相棒の最終回は凝った脚本が多く、そこだけ見ています。昨年は「ディープフェイク」でした。

今シーズンはさらに大掛かりになっていて、シーズン19冒頭の1、2話の話しの後日談を二話続きでやりました。

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発端は白バイ女性警官(篠原ゆき子)が銃撃された事件。その実行犯(日南響子)は逮捕されましたが背後にいるIT長者(石丸幹二)は逮捕されませんでした。

今回は日南響子が供述を翻して石丸に依頼されたという部分は間違いだったと言い始めます。そのきっかけとなったのが弁護士(織田理沙)の接見。

どうやら弁護士は石丸が送り込んできたもので、証言変更に対して6億円の金銭が支払われたらしいのです。

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この6億円の授受方法が最初の焦点。日南響子の義母に普通郵便で約束手形30枚で送りつけたということを苦労して解明します。

さて、ここから話しはどんどん複雑になります。

日南から織田経由で義母に送られた手紙に、得られたお金を使って殺し屋を雇って石丸を殺すよう依頼して欲しいとの暗号が仕組まれていました。義母はこれを本当に実行に移してしまうのです。

かくて、犯罪者でありながら暗殺者に狙われる身となった石丸は、警察に警護要請を出します。断られると警備会社の警護を依頼。ところが、それにも関わらず石丸は練炭による一酸化炭素中毒で死亡。状況に不自然さを感じた特命係は暗殺者の正体に辿り着きます。

ここらへんまでが第2層。

ところが、その暗殺者を石丸に接近させた背後に、官房長官相島一之)がいることが見えてきます。特命係の暗殺者捜査に情報協力した内閣調査室(遠山景織子)も、実は官房長官の指示だったのでは?

かくて、そもそも石丸を一番殺したがっていたのは相島だということが見えてきます。そして、殺してしまうためには逮捕されては困るので、1、2話で逮捕妨害をしたのも相島だったのではという仰天の真相が。

最後は遠山が全ての罪をかぶって自分の一存で石丸殺害を計画・実行したと証言します。彼女は相島の愛人だというのです(なんと羨ましい)。

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そして、エンディングでは特命係が相島に宣戦布告。相島は特命係の暗殺を指示します。次のシーズンでは両者の全面対決になりそうというところで終劇です。

エンディングロールでは全面対決で鍵を握りそうな女性たちが順に映ります。遠山景織子、織田理沙、篠原ゆき子仲間由紀恵日南響子、そして日南の義母(松永玲子)。

来シーズンは最初から見ようかと思わされるエンディングでした。