特に見る習慣はないのですが、バラエティで芦名星が出ますと言っていたので。
正直に言って、寸の長さを持てあましている印象で、少し眠かったです。
今回のメインはディープフェイク。ディープラーニングとフェイクニュースを併せたような話しで、捏造であることが現存の技術では認識できない出来栄えの良すぎる映像証拠です。
それを作る技術を持っている特任准教授役が坂井真紀。その坂井真紀のスポンサーで愛人でありながら浮気性な男が村上新伍。坂井が村上の浮気を許せず刺殺してしまったのがメインの殺人事件です。
ところが、この殺人事件に先立って村上とのベッドシーンを撮影されていたのを見つかったのが内閣調査室のヤリ手の遠山景織子。彼女はベッドシーンが自分だと認めますが、殺人事件については鉄板のアリバイがあります。
殺人事件の捜査を進める捜査一課ですが、内閣調査室が出てきたので二の足を踏み、特命班を矢面に立たせて自分たちは消極的な捜査しかしません。
結局、判ってきたのは、問題のベッドシーン映像はディープフェイクであり、にも関わらず遠山がベッドシーンを認めたのはディープフェイク技術の存在を知られたくなかったからだということです。なぜ知られたくないのかと言えば、ディープフェイク技術をスポンサーしているのは実は他ならぬ内閣調査室だからだというのです。
こうやって整理して書いてみると、旬な題材ですし、凝った脚本です。実は傑作だったのではないかという気がしてきました(笑)
遠山景織子を久しぶりに見ましたが、良い感じに齢をとった気がします。松井玲奈ちゃんが齢をとったらこんな感じになるかもと思いました。劇場版・高校教師の時には大根だなぁと思ったものですが。古い話ですが彼女の作品では「恋愛結婚の法則」が好きでした。
芦名星は、問題の動画の売り込みを受けて報道する週刊誌の記者として登場。まぁまぁ良い感じですが出番が少なくて物足りませんでした。