フェンスを見る

 第4回では、キーが新垣の所に行って自分自身以外がレイプされたのを見ることで傷つくことがあるかと質問。母親が近所の大家さんに姦られたのを小学生時代に認識した時のことを指しています。

 新垣の答えは「ある」でした。キーは、今までキャバで「危ない男は回避して上手くやっているつもり」でしたが、周囲の友人からは自分を大事にしていないと指摘されて悩んでの質問でした。

 これを踏まえて久しぶりに母親に電話して、マブイを拾い直します。

 最終回では、キーはピンダーで囮捜査をして怪しい米兵とコンタクト、一方、さくらは辺野古埋め立てに来ているないちゃーの出張者にコンタクトして埋め立て計画の実態を教えてもらいます。

 ところが、この出張者がさくらを軟禁してレイプしようとし、これを電話の声で察知したルナが連絡してキーが突入して救助します。

 一方、怪しい米兵に任意同行を掛けようとする青木は、地位協定を盾に取る上官と直問答し、最後には上官が男を飛行場に向かうワンボックスの席が足りないという理由で置いて行きます。

 直近の犯行は米兵、ルナの犯行は出張者と特定されましたが、それ以外の犯行は誰の犯行か確定しきれません。

 最後はさくらは店を閉めてアメリカへ。キーは一連の記事を大手雑誌に売り込むことに成功して、さらに本にまとめて出版する準備を始めます。その本のタイトルが「フェンス」だと告げます。

 沖縄の米軍基地の問題を中心に、連続レイプ事件に挑む二人の女性を描いた作品でしたが、エンタメ性は低かったですが、NHKの「サギデカ」と並ぶ重い傑作となりました。ただ、見ていて楽しさが薄いので、「サギデカ」ほどに繰り返してみることはないかも知れません。