新潟県嵐渓荘へ泊ってきました

 今年はカトラリーを更新するために燕三条へ行こうということになり、燕三条の宿を検索したら筆頭で出てきました。

 JR東日本のThe 湯のポスターにも名前を連ねている名湯の一つ。

https://www.jreast.co.jp/the-onsen/list/echigo_nagano/

 燕三条の駅から小一時間は山の方に入っていきます。これはカーナビに登録がなかったら辿り着けない感じ。

 燕駅前から移築したという本館は、非常に趣があり屈曲分岐した階段があったりして、新婚旅行で行ったヴェネチアの「ダニエリ」を彷彿とさせました。

 二つある貸切湯ですが、山側の山の湯にはアブが大量に飛んでいてちょっとびびりました。水が奇麗で殺虫剤などを撒いていないという証しなので悪いとも言えません。

 むしろ手前右側の深湯(約130cmある)の方が快適に入れる感じでした。これから泊まられる方にはそちらをお薦めします。

 湯も良いのですが、なんと言っても料理は圧倒的でした。山菜が自慢、特別コースは天然アユの塩焼きが目玉です。

 それほど宣伝していませんが、自慢の強食塩泉で炊いた朝のお粥もなかなかのものでした。

 宿で一日ゆっくり過ごすなら昼食も頼めるそうなのですが、カトラリーを買いに燕三条駅付近に出かけたので昼食はいただきませんでした。

 娘はテレビっ子なのでチャンネルが少ない地方泊は好まないのですが、「ごはんが美味しい」を連発し、朝起きると「お風呂」と言って朝食前に大浴場へ行って満喫していました。

 お値段はそれなり以上の水準ですが、その値段に見合うだけのものはあります。家内は、お義母さんとまた来たいと言っていました。今回は車で千葉から行きましたが、新幹線で燕三条まで行けますから、宿の送迎をお願いして置けば車なしで全然OKと言うのもポイント高い気がします。