グレースの履歴を見る

 やってきました最終回。

 正直に言って期待を上回る出来栄えでした。

 また、個人的には評価が中途半端だった俳優さんの評価アップに繋がりました。

 筆頭は主役の滝藤賢一。「半沢直樹」で、主人公を裏切る後味の悪い役を演じていたのでマイナスイメージが付いてしまいました。しかし、今回は亡くなった妻の最後の履歴を追う愛情あふれる夫を好演して見せ、大いに評価を上げたと思います。妻が引き合わせてくれた元フィアンセと撚りを戻さなかったことも含めて非常に良い役をもらったものだと思います。

 次点は「舞い上がれ」に続いて好演した山崎紘奈。本来、東宝の人のはずですが、ここへ来て一気にNHK女優の一角に。上手く運べば朝ドラヒロインが回ってきてもおかしくないのではないでしょうか? 褒めすぎ?

 本作は尾野真千子の元カレから始まって、滝藤賢一の元フィアンセで終わる履歴の旅でしたが、元フィアンセがこの人なのには驚きました。それなら、黒谷友香の方がはまるのではと思うのは後知恵というヤツでしょうか。

 コンフィデンスマンJPでも準レギュラーですし、リーガルハイでも追加レギュラーでしたし、若い頃のイメージを脱却して一人前の女優になったなと思います。上手く年齢を重ねた女優さんの一人に挙げて良いでしょう。

チャコ戦争をソロプレイする

 課題筆頭に挙げて5月の千葉会での対戦に向けて動かしてみました。

 チャコブッシュは地球で最も不毛な土地の一つとされます。

 本作ではその部分を強調していて、非常に攻撃しにくい地形となっています。

◆チャコブッシュのスタック制限は2ユニット

◆チャコブッシュに入ると損耗チェック(1-3でステップロス)。ただし、パラグアイ軍は+1。また、航空支援をガイドに使えば+1.

◆ただし浸透フェイズで入る分にはチェックが必要ない。ただし、浸透するには浸透チェックdrをして4以上を出さねばならない。これもパラグアイ軍は+1。リーダーがスタックしていればリーダー修整も。

◆チャコブッシュの地形効果は2Lシフト。これは要塞の1Lシフトよりも強い!

 といった具合です。

 2Lシフトがあるので大兵力を集中して攻撃したいのですが、隣接する攻撃ヘクスもブッシュだとスタック制限と進入チェックで全然兵力が高まらないのです。

 うーむ‥('◇')ゞ

コマンド165号を入手する

 ギリシャ内戦の号です。

 ゲーム自体はモダーンウォー版を入手してソロプレイもしました。

 なので、スキップ予定でしたが、折角日本語版を出していただいたのでお布施することにしました。手に入らなくなってから後悔しそうな気もしてきたので。

 ブライアンのミニ自伝が載っているのは新鮮でした。

 彼も、自分がプレイしたいゲームが手に入らないので自分で作る‥という道をたどってきた人なのですね。それにしても下松に勤務されていた時期があるとは初耳でした。

フェンスを見る

2週目と言うか、ほぼ3週目です。本放送の時に翌週までに前週を復習していたので。

 

第3回の「ひぬかん」の中程での青木と松岡の会話のキレが非常に印象に残りました。

自分が寝た松岡は、絹だったのかキエだったのかと問う青木に、どっちだっていいじゃんと答える松岡。

キャバってそういう所でしょう‥と言うのは名言と思います。

沖縄はそういうのをはっきりさせないで仲良くするの得意でしょうと言いすぎて、

ないちゃーだねと言われて、ないちゃーだよと言い返します。

で、

うーむ。

考えさせられます。

これに青木が「男をばかにしてるだろう」と言い返し、「してるよ」と続きます。

売り言葉に買い言葉ではあるのですが、どちらも本音を言っている所があるので退くに退けません。

この回の後半にジェイがアメリカへ強制送還される前にヒヌカンに祈るシーンがあって、それが何を祈っていたのか松岡、宮本で議論するシーンがあって、「信じられる沖縄の女は強いよ」というのも出てきて、いろいろと考えさせられます。この回が全体の中で非常に重要な回だったのだなと改めて思いました。

あなたがしてくれなくても#3を見る

 田中みな実が、セックスを拒むのにはさして深い理由はなく、単に妊娠・出産すると積み上げてきたキャリアを失ってしまうという不安だけでした。なぁーんだという感じです。そこらへんが男性視点だと言われればそうかもですが。
 佐藤ほなみは、瑛太がうっかり落としたグラスでケガをして、応急処置をしてもらいますが、その時に彼女の太腿に欲情してあっさりと一線を越えてしまいます。「一回目のキスが分岐点だよね」はちょっと名セリフ風ですが、良く判りません。
一方「こと」に至って浮き浮きの奈緒は、自分が浮かれていて岩田の電話に出られなかったことから彼に寄り添って彼が行きたいという水族館に一緒に行き、別れ際にディープキスしてしまいます。

 翌日体調を崩してしまった奈緒を心配して勤務先から自宅に戻る瑛太、勤務先を早引きして差し入れを買って向かう岩田が、交差点で交差する所で終劇。修羅場か?
 「昼顔」のように越えそうでなかなか一線を越えないのかと思ったら、割とあっさりとどちらも一線を越えてしまって、このペースでドラマをどうやって終りまで持たせるのか不安になってしまいそう。

オランダ’44を入手する

 クロノさんから完成したので送りますというメールが来るまで申し込んだこと自体を忘れていました。

 我が家には倉庫並みにゲームが積まれていますが、その中でマーケットガーデンものは、下記の一つだけのようです。「ラインへの道」のような西部戦線全体の中でマーケットガーデンシナリオがあるものは別枠です。

bqsfgame.hatenablog.com

 ことほど左様に西部戦線作戦級に食指が伸びないのですが、シモニッチの近年の成果の一つが日本語化されたとあってご祝儀を出したのを失念しておりました。

 これを支援して置けば、いつかスターリングラードだって日本語化されるかも知れません。現にコーカサスキャンペーンは日本語化が成りましたし。

〇エスパイを読む

 小松左京の初期長編です。

 「追悼小松左京」を読んだら、やはり読んでおくべきかと思って図書館で小松左京全集完全版を借りてきました。

 「日本アパッチ族」とのペアリングです。

 読んだ感想として、意外なほどに読みにくい。

 エログロバイオレンス系の描写が横溢していて、割と筆者の苦手な路線です。小松先生もこういうのを書いたことがあったのですね。

 最初にヒロインのマリアが出てきた時の描写が、「美人でグラマー」と言うのには、昭和もかなり深いなぁと感慨深いものがあります。進むに連れていくらか描写の広がりが出てきて、まぁなんとかという感じになりますが、それにしても大時代な感じが付きまとうのは否めませんでした。

 ただ、小松左京の一側面として、こういう部分もあったという認識はしました。