あなたがしてくれなくても#3を見る

 田中みな実が、セックスを拒むのにはさして深い理由はなく、単に妊娠・出産すると積み上げてきたキャリアを失ってしまうという不安だけでした。なぁーんだという感じです。そこらへんが男性視点だと言われればそうかもですが。
 佐藤ほなみは、瑛太がうっかり落としたグラスでケガをして、応急処置をしてもらいますが、その時に彼女の太腿に欲情してあっさりと一線を越えてしまいます。「一回目のキスが分岐点だよね」はちょっと名セリフ風ですが、良く判りません。
一方「こと」に至って浮き浮きの奈緒は、自分が浮かれていて岩田の電話に出られなかったことから彼に寄り添って彼が行きたいという水族館に一緒に行き、別れ際にディープキスしてしまいます。

 翌日体調を崩してしまった奈緒を心配して勤務先から自宅に戻る瑛太、勤務先を早引きして差し入れを買って向かう岩田が、交差点で交差する所で終劇。修羅場か?
 「昼顔」のように越えそうでなかなか一線を越えないのかと思ったら、割とあっさりとどちらも一線を越えてしまって、このペースでドラマをどうやって終りまで持たせるのか不安になってしまいそう。