SGC例会:星空(シュテルネンヒンメル)を対戦プレイ

bqsfgame2005-09-10

プレイ自体は抜群に面白かった。
ただ、それとゲームとしての評価は別なので分けて書いていきたいと思う。
これもメビウス便初期に参加していたときに持っていたゲームだが、早々に手放したものの一つ。
ゲームとしては、このゲームはプレイ人数もプレイ面子も見かけによらず非常に選ぶゲームだと思う。一等星に伏せて配置することができるルール以外は、完全情報のプレイスメント系ビッディングゲームのようなもの。したがって、非常に厳しい駆け引きが行われる。その中でわずかに秘匿可能な一等星への配置に何を仕込むか、人が仕込んだものをどう読むかで絶妙の駆け引きが展開されるとき本ゲームの魅力はもっとも発揮される。
ただし、そのためにはルールをきちんと把握し、ブラックホールやダブルスターをどう使うべきかを理解し、プレイヤー間の得点状況を見て誰に仕掛け誰と協調するのかの機微も心得た面子が揃わないと面白くない。また、人数が多すぎると手番が回ってくるまでの間に前の状況とのギャップがありすぎて粗くなってしまうのでプレイ人数もそれほどレンジが広くない。
今回はわたし以外はかなりプレイしなれた方が揃っていての4人プレイということで、以前にプレイしたときの印象よりも格段に面白くプレイできた。序盤で先行した後、一時はマークされて厳しかったが、手所の中盤から終盤に移る辺りで悩んだ末に相手の方が配置した結果が上手くこちらに都合よく転がり込むという場面が二回あって抜け出した。最後は星座の出が序盤にリッチで、終盤ショボかったことにも助けられ42点で2位に4点差を付けて手厚く仕上がった。ラッキーだったのか絶妙の接待だったのかは不明‥(^_^;
ということで、素晴らしく楽しかったのだが、それはそれとして我が家では出番がなさそう。星座というモチーフと、ゲーム内容のミスマッチがころが、このゲームの仇かも知れない。もっとゲーマーズゲームらしいモチーフだったら印象も違ったかも。