コマンド67号の様々な記事:コンカラーズ

bqsfgame2006-02-24

今回の記事で一番おどろいたのがSPIのコンカラーズの記事。往年のSPIの幻のゲームで、昔、CADETに参加してすぐの頃にKOSさんやIさんが「コンカラーズは面白い」と言われるので、捜索してもらって入手した。ただ、入手したまま十年以上になるかと思うが未だにプレイしていない。
KOSさんが当時言われていたことをつらつらと思い出すと、「マケドニアンズの方がローマンズより面白い」、「戦術戦闘システムが面白い」、「戦術戦闘システムはリーズナブルとも言えないのだが、やるとゲーム的には楽しい」というような感じだったのではないかと思う。
画像は戦術ディスプレイ。戦術戦闘はヘクスマップではなく、このディスプレイを使って行われる。ファランクスフォーメーションと隅に書いてあるが、実はマニプルスフォーメーションは別の形状のものがある。マニプルス戦術の特徴や優位性はディスプレイのパターン自体で表現されているのだ。これは非常に興味をそそるアプローチ。
今号の記事は主としてマケドニアンズについて書かれているのだが、残念ながら戦術戦闘システムは使用していないところで議論している。その結論としては、アレクサンダー側はともかく相手側(ペルシャ+スキタイ+インド?)の立場ではゲームとしてはいかがなものかというところだろうか。ゲームシステム的にも古くて粗いところが散見されるという指摘もされている。この辺はおそらくその通りなのだろうと思う。
それでも、KOSさんの言われていたマケドニアンズの戦術戦闘は一度は自分でやってみたいものだと思っている。