顛末と最大の収穫

この後もゲームは続き、勝利得点的にはウィニューと男爵が1点だけソルとハカンをリードした状態で継続。しかし、秘密条件がバレてしまったウィニューと軍事的な条件の達成可能性ゼロの男爵なので、勝負は最後まで分からなくなり、最後はフェイズ2の勝利条件で何がめくられてきて、どこでインペリアルレクスが出るか次第となった。
勝っているプレイヤーにビューロクラシー戦略を渡さないプレイが義務化されたようになり、結局のところインペリアルレクスは明けられないのでフェイズ2の勝利条件が順にめくられる展開に。
実は盤上では全く揮わないにも関わらず男爵には、勝つシナリオが二つあり、一つは単色の技術開発を5枚達成したのでこれが勝利条件からめくられてくると勝ち、もう一つは盤上で行動しないのでコマンドトークンが余っておりコマンドトークンを6枚使用するという勝利条件がめくられてきても勝ちというカードデック任せの望みが残っていた。これがあるので、最後まで抵抗を続けていたのだが、結局、「このターンに地上戦に2回勝った」が山から登場、その時点で勝てそうな戦場を身近に残したまま放置してあったウィニューがこれを達成して9点に到達して勝利することとなった。
とまぁ、プレイの結果は散々だったのだが、最大の収穫は自分がルールの大きな見落としをしていたこと。一箇所の星系には一枚しかコマンドトークンを置けないということは判っていたのだが、コマンドトークンを置いた星系の宇宙艦船はもう移動できないという基本的なことを見落としていた。結果、先日のSGC有志での対戦では、Oさんの男爵艦隊がコマンドトークンを大量に貯め込んで銀河の端から端まで順に星系を活性化させて進軍したりしてしまっていた。
かなり大きな間違いだが、SGC環境ではわたししかルールブックを読んでいないので、何回もソロプレイして練習しても一向に見落としに気付かなかった。クロスチェックは、同じ人が何回やってもクロスチェックにならないという実例だった。
その意味では、今回いつもと違う顔ぶれのプレイに遠征に行ってきたことの最大の収穫は閉鎖的なプレイ環境では気付けない見落としで定着してしまった思い込みを正すことができたことにあったと思う。