レッドドラゴンライジングをソロプレイする

bqsfgame2008-10-07

クロノノーツに和訳が上がっていたので読んでみて早速だがソロプレイしてみた。
先ずゲームシステムに関する感想から
1)両陣営が1アクションずつを実行して進行していくが、この1アクションというのはエリアインパルス方式の1アクションに相当する。1エリアの部隊群を指定し、移動したり、攻撃したりすることが基本。この他に、外交的なアクションを実行したりもできる。
2)ゲームの終了期限は中国軍が合計30アクションを実行した時点となっている。その時点で合計12VPを確保していれば中国の勝利、阻止すればアメリカの勝利となる。
3)VPは、台湾を占領すると6VP、朝鮮半島戦争に勝利すると4VP、スプラットレー諸島を占領すると4VP、これ以外の非中国エリアを支配すると1VP、米空母を撃破すると2VPとなっている。
4)各プレイヤーターン(実際にはアクション)ごとにランダムイベント発生をチェックし1/3の確率で発生する。このためゲーム全体ではかなりの数のイベントが発生する。ランダムイベントには、通常と異なりダブルでアクションを行えるものや、中小国の参戦や撤退などがあり、戦局に大きく影響する。
と言ったところだろうか。
今回のソロプレイでは、
中国側の初手でランダムイベント:ダブルアクションが発生した。このため、中国は台湾への電撃上陸作戦が可能となり、いきなり台湾が陥落すると言う極端な幕開けとなった。
台湾が早期に陥落したので中国空軍は朝鮮半島へ転進することが可能になり、中国は2アクション目にして朝鮮半島戦争を開始して積極的な攻勢を続け5アクション目には朝鮮半島戦争に勝利することとなった。
また、ランダムイベントで中国系企業によるパナマ運河封鎖が発生して追加1VPが得られ、ゲームは全体の1/3にも至らない段階で中国が目標にあと1VPと迫る11VPを挙げる極端な展開となってしまった。
時間の都合もあり、今回は此処で中断することとした。
実際にはアメリカ側は増援空母を投入して合計3空母による台湾奪回作戦を展開し始めており、まだアメリカが負けと決まったわけでもないとは思ったのだが、その最終的な決着までプレイするには、さらに時間が掛かりそうだった。中国側は台湾に空挺部隊などを降下させ、損害ステップ数を増やしており、両者は台湾という最大のVPを巡って泥試合を続けることになりそうな雲行きだった。