ようやく普通に日本で流通するようになり遅蒔きながら入手。
それにしても最近のユーロゲームは、一気に人気が沸騰、一気に入手困難に、再版見通しが立たず、オークションで暴騰、ようやく再版するもしばらく入手困難‥という流れを辿るものが増えてきた。インターネット情報過多で、ゲームの評判が上がると、それをすぐに入手する人が増え、その人たちがまた煽るようだと一気にパンデミック化してしまう。この状態が、とりわけユーロゲームで酷いのは、良く言えばプレイ人口の裾野が広がったからだろう。その一方で、こうした異常加熱が、良い作品がフツーに買えるようになるのに掛かるタイムラグを長くしてしまって、中期的にはボードゲームをフツーのホビーにしていくにはマイナスなのではないかという気もしなくはない。
本作の拡張キット2である、「帝国対反乱軍」がそろそろお目見えするはずだが、果たしてどんな内容になるのか、これも楽しみだ。