インペラトルのシナリオ

bqsfgame2012-08-13

インペラトルは、2世紀から3世紀と言う空白区のゲームだ。どんなシナリオがあるのか興味を持たれる方も多いかと思うので紹介しておこう。
シナリオ1は練習シナリオなので省略。
シナリオ2は、マルクス・アウレリウスの戦争。
161年から180年。
パルティア戦役からマルコマンヌ戦争と続く哲人皇帝の苦難の時代を描く。
シナリオ3は、大内戦。
193年から197年。
コモンドゥス帝死後の帝国の混乱期を描く。
シナリオ4は、セプティミウス・セウェルスの治世
194年から211年。
時期的には前のシナリオと重なっている。コモンドゥス死後に5人の皇帝が乱立した五皇帝の年は、軍事的に優れていたセウェルスがライヴァルを撃破して皇帝に即位した。
将軍として優れていたセウェルス(画像)は、外敵との戦いを死ぬまで戦い続けた。彼の死後、息子のカラカラとゲタが帝国を争って再び混迷を迎える。
シナリオ5は、ローマ帝国の混迷と再生
161年から217年。
本作のキャンペーンシナリオ。
マルクス・アウレリウスからカラカラまで、外敵に悩まされ、内紛に苦しみ、それでも帝国の形態を最後まで維持した2世紀から3世紀までのローマ帝国を描く。
そして、シナリオ6は先に紹介したカラカラとゲタの架空戦。
さらに、どこで発表されたのか不明だがシナリオ7がグログナードには掲載されている。
シナリオ7は、第一次マルコマンニ戦争。
169年から174年。
西側の外敵との戦いであるマルコマンニ戦争に焦点を絞った初期部分のシナリオ。マルコマンニは、有力な部族の一つに過ぎず、言って見ればガリア、ダキアゲルマニア戦争と言うべきか。かつてカエサルが征服した領土では、蛮族が連合してローマに叛旗を次々に翻した。