鉄塔武蔵野線、バルタザールの遍歴に続いてファンタジーノベル大賞受賞作です。
しばらく前に読んだペンギンハイウェイの森見さんのデビュー作です。って、検索したら日記にペンギンハイウェイがありません。これはいかん‥(^_^;
太陽の塔は、吉田秋生の「河よりも長くゆるやかに」の京大男子学生版と言った感じです。
彼女に恵まれない京大男子学生たちのリアルな生態が延々と綴られるのですが、そこに千載一遇のチャンスの彼女が登場してきて彼らの生活は荒れます‥(^_^;
リーダビリティは高く、金沢出張の帰りに一気に読み終わってしまいました。
でも、面白いかと言われると大変微妙です。
ペンギンハイウェイからすると、かなり期待はずれでしょうか。
逆に言えば、本作に才能を見出して大賞を授与してデビューさせた選考委員会は凄いと思いました。見る目がありましたね‥(^o^)