四天王マーケティング

迂路覚えなのだが、確かアメリカの監査法人マーケティングで業界7位の会社が監査法人の上位7社を総称して「セブンスターズ」と呼んでみたと言う話しがあったと思う。
日本ではセブンスターズは馴染が薄いので、筆者が勝手に「四天王マーケティング」と呼んでいる。要は業界4位の立場から仕掛けると、弱小4位でしかないにも関わらず大手1位、2位の会社と同じくらいの力量であるかのように響くと言うことを利用している。同時に5位以下とは格が違うのだと言う印象付けにもなる。他人の威を借りた一種のグルーピングマーケティング
四天王と言うと、プロレス界では全日本の四天王が有名。他に思いつくところでは、その昔に安倍派四天王と言うのがいた、古いが印象深いのにゴルベーザ四天王と言うのもいた。
ガメラ3」に出てくるのは四神獣。四天王や四神獣はいずれも元をただせば仏教から来ている。
日本では、この四天王が余りに有名で三や五の適当なグルーピングがないので、三人しかいない四天王とか、五人以上いる四天王と言うのがあちこちにいたりする。