1/4東京ドームの話し

年末にオカダのプロレス大賞の時に少し書いた新日本の1/4が当日深夜に一部放送になりました。
IWGP戦を見た感想としては、「やはり内藤は賞味期限切れだったな」と思いました。善戦した部分もなくはないですが、オカダの王座転落かと思わせる場面はありませんでした。二発目のツームストンを出させたのが最大の成果と言う感じでしょうか。試合の内容的に見て、棚橋対中邑が最後と言うのは妥当だったと言わざるを得ません。オカダが戦前に言っていた「夢のままで終らせてあげます」の公約が果たされたことになります。
次の挑戦者は、コンチを転落した中邑、最近存在感を増している柴田、四天王と言われながら依然としてIWGPに届かない後藤の3人の中からかなと思いますが、誰が来ても内藤戦よりは良い試合を期待できるものと信じたいです。
コンチ戦は、試合内容的にはIWGP戦より濃かったと思います。ただ、カードとして新味がないのは止むを得ません。そもそも今の新日本のオンエア状況を考えると、メインタイトルが二つ置けるのかと言う疑問は拭えません。WWFを1999年にNYで見ていた頃は、月曜のロウと木曜のスマックで合計6時間の放映枠が毎週ある訳で、それだけの分量のファイトに肉付けするにはタイトルがそれなりの数あって良い訳です。現状の週30分の新日本の状況では、二本のシングルベルトは多すぎる気がします。あ、NEVER王者と言うのもありますか? タイトルデフレーションですね。