アメリカ革命:北米の決断をソロプレイする

TOCで問題分析(そんな大袈裟なことしなくても感想戦の結論と大差ないんですが‥)した上でローカルルールを作って、そのテストプレイとしてソロで先ずやってみました。
3ターン目まで進んで、NYで大決戦が起きた所で、目的を達したと判断して中断しました。4カ月ぶりにプレイしましたが、やはり本作は面白いと思います。ミランダの星の数ほどあるゲームの中でも屈指の傑作の一つ。
戦闘システムの改定は、上手く機能していると思います。FP方式CRTを採用した上での同時射撃です。
これまでは中盤以降の兵力が大きくなってからの戦闘では、先攻の利点が大きく、後攻側が成すすべもなく一方的に撃破される問題がありました。新システムでは、そのようなことはなくなりましたが、代わって両軍ともに溶ける印象が強くなりました。これはこれで止むを得ないかなと思っています。
そこで、微修正として、CRTの特に高火力側の戦果を少し引き下げることにしました。結果として、1ラウンドでいきなり両軍蒸発と言うようなことはなくなったと思います。また、タクティクスチットの有難味は、今までのように先手を取ってクリティカルに勝てるようには行きませんが、十分に投入価値があると思います。効果はラウンドごととして、逆に2ラウンド目には、新たに指揮値まで使えるようにしました。もっとも、そんなにたくさん持っているケースは多くないと思いますが‥(^_^;
あと、強行軍の効果も大きいので、これと戦闘修整と、どちらにタクティクスを使うかは難しい所です。戦闘で使うと、その戦果でまたチットを引くことを期待できるので、戦闘で出し惜しみはしないのかなと思いますが、相手の隙を付ける強行軍ムーブが見えていれば、確実にそれを実行するための温存策もありそうです。
大体、落ち着いたように思うので、新CRTをコンポーネント化しました。また、シークエンス表が盤上になくて、特にキャンペーンフェイズが何処をやっているか混乱しがちなので、これも作りました。
だいぶん手を掛けましたが、手を掛けるに値する傑作だと思います。これでまた対戦して見たいと思っていますが5月のスケジュールには載せられなかったので6月でしょうか?