函館戦争の紀行番組

bqsfgame2014-10-04

偶然、チャンネルを回していたら(死語)、函館戦争の縁の地を巡る女流写真家の紀行番組をやっていた。タイトルを確認しなかったのだが、キャノンの一社提供だったので、「写真家たちの日本紀行」の特別編だったのだろうか。
函館戦争と言うと、どうしても五稜郭のイメージが強いのだが、写真紀行番組と言うこともあって他の場所を回ってくれたのが興味深かった。
二股口、弁天台場、四稜郭、碧血碑など、土方ファンの人でもなければ廻らないであろう場所が次々と紹介され興味深かった。
中でも、二股口での土方隊の奮戦の様子は丁寧に紹介された。頑強に抵抗した幕府軍は、夜を徹して半日余りで3万発を悠に越える弾丸を消費し、加熱した銃身を澤から汲んだ水で冷やしながら抗戦したと言う。そして、新政府軍が一旦、撤退した時点で、土方は一人一人に酒を注いで回ったと言う。
戦線の動かない頑強な抵抗戦ですから、ゲームとしてはつまらんのでしょうが、函館戦争の個別会戦のゲームって欲しい気もしますね。でも、実際に作ると、「忍城の戦い」みたいになってしまうんでしょうか。戦闘正面が狭くて、防御側の防御効果が高くて動かない所で戦闘解決を作業として繰り返して、攻撃側の消耗を見せるだけになっちゃうとか‥。
うーん‥(^_^;
やはり、他の攻め口も含めた全体の五稜郭への攻勢を扱わないとゲームになりませんか。そう言えば、ウォーゲーム日本史の「函館戦争」が、その視点での傑作でしたね。久しぶりに埃を払って見ますか‥(^o^)