大戦略・南北戦争のルールを読む

bqsfgame2014-10-19

ビクトリーゲームズの最初の3作品の1つである「大戦略南北戦争」です。
SPI末期に完成に近い状態だったと思われる作品群は、TSR−SPIと、VGに分裂して発表されましたが、そのVG側作品。他には「ガルフストライク」と「ヘルズハイウェイ」がありました。
南北戦争キャンペーンゲームの決定版で、これを和訳付きで流通したのはHJのグッドジョブだったと改めて思います。
南北戦争キャンペーンゲームとしては、AH末期のハーマンのカードドリブン「フォーザピープル」が出ました。これによって置換されたと言う意見もありますが、AH危機の関係で完成度が低く、結局、GMT版、さらにGMTの第2版(実質的な第3版)まで行かないと完成形に至りません。ですので、本ゲームは20年以上に渡って南北戦争キャンペーンの孤高の存在だったと言えます。結局、その頃には「大戦略南北戦争」の入手はもちろん、存在すら忘れられていたかも知れません(苦笑)。
南北戦争のキャンペーンとしては、他にも「ウォーフォーザユニオン」とか、「ウォービトウィーンザステイツ」とかもありましたし、日本では旧版GJに国産作品がありました。その意味では、ライヴァルはいたのですが、やはりビクトリーが格上だった印象です。もっとも他をプレイしていないのですが‥(^_^;