しんがりを見る

bqsfgame2015-10-29

クール単位でないドラマWは、忘れやすいので終ったタイミングで書きます。
山一証券自主廃業の最後を戦ったチームの実話に基づいたフィクション。
以前に書いた通りで、男ばかりのむさ苦しいドラマですが、非常に良かったと思います。
江口は定評ある所ですが、社会派ドラマに意外に似合う男「萩原聖人」も良かったです。人情派で出世コースから外れた男を演じる佐藤B作も非常に良かったですね。会津藩の家老の時より持ち味が出ていました。後は、最近、急上昇中の林遣都も良かったと思います。勝村正信が常務っていうのは座りが悪かったけれども頑張っていました。
悪の総帥役が似合う男、岸部一徳は安定していましたが、やはり不毛地帯の里井副社長までは行きませんでしたか。懺悔する役が最近は多い平田満は、有名な記者会見での謝罪を演じてハマリ役ぶりを見せました。江口の奥さんが霧島なのは少し役者不足だったでしょうか。そのせいか家庭のドラマは見せ方不足だったかも知れません。勝村の奥さんが仕切に電話してくる方がインパクトあったかも知れません。
画像は、本物の方の涙の社長会見。