故あって、S&Tのトラヤヌスをソロプレイしてみました。
1991年のゲームで、ミランダの出世作の一つです。もう四半世紀前の作品なのですね。年を取るわけです。
このゲームは、ミランダの得意とする一連のゲームシステムの出発点に当ります。その特徴としては、
1:豊富なランダムイベント
2:少数のスタックが広いマップを行軍する
3:ストラテジムマーカーを取得して運用することで、通常の移動/戦闘以外の戦争の諸要素が再現されている
といった所でしょうか。
さらに、この「トラヤヌス」を筆頭にしたアンシェントワールド四部作には、
4:古代人の視点でプレイヤー意思決定をするようにデザインされている
5:古代人の使っていた地図をベースにマップデザインしているので、現代地図から見ると歪んでいる
6:行軍システムが独特で、行軍を試みても移動できなかったり、迷ったりしてしまう。特に、道路や河川を利用しないと迷う確率が高くなっている
などといった所でしょうか。