高梨先生の「アンヒストリーオブパラノイア」に、ウェストエンドゲームズの紹介がある。
その中で、筆者が実物を一度も見たことがない物が載っていた。それが「インペリウムローマニウム」である。「2」ではない、ただの「インペリウムローマニウム」である。
KOSさんが、「2も凄いんですが、1はある意味でそれ以上に凄いんですよ」と笑って話されていたくらいしか記憶がない。BGGにもあまり情報がなく、誰もレビューを書いていない‥(^_^;
コンポーネントを見ると、どうもローマ全土の戦略マップとは別に戦術マップがあるようで、ハイブリッドだという噂は本当らしい‥(^_^; そんなの本当にプレイできるのかよという気もするが、「終りまで」と付けなければプレイできないゲームはないのだろう(笑)。
一度、拝見したいような、拝見してどうするんだという気もしないでもないような。
それ以外にも意表を突いたゲームが詳しく紹介されていて、個人的に嬉しく思ったのは「ソーズアンドソーサリー」だ。思えば、旧分科会でこれをちゃんと紹介しなかったのは、痛恨だという気もしなくはない。とは言え、全体像を把握するには、盛り込まれた業界ネタが多すぎて手に負えないというのもあるのだが。