20年ぶりくらいで高梨先生からご連絡をいただいた。
以前に連絡をいただいた時と同じく、B級SFゲーム分科会に関わるお話し。高梨先生が、「パラノイア」に関する小冊子をまとめられるのに、当方のサイトを参考にしたので了解をという依頼。もちろんお断りするような事情のあるはずもなく。
そうしたらば、出来上がった冊子を1冊送っていただけた。
いや、これは見て吃驚。
パラノイアの冊子であるのは間違いない。同時に、デザイン陣のゴールドバーグとコスティキャン、メーカーのウェストエンドゲームズ、パラノイアに至るまでのRPG小史まで網羅した大変な力作である。
読んでいて思ったのだが、世代が近いので、ゲームに対する評価に親近感を持つことができた。
此処でも何度か述べているが、ウェストエンドゲームズはウォーゲーム冬の時代に咲いた仇花で、その時期に日本への流入ルートが途絶えたこともあり、日本のウォーゲーマーの間では評価が非常に低い。と言うより知られていない。
その意味では、パラノイアファンもさることながら、ウォーゲーマーにも是非読んで欲しいと思う冊子だった。